返済額の計算(住宅・車・借入のシミュレーション)
借入額・金利・期間から毎月の返済額と利息の総額を計算します。「毎月これだけなら、いくらまで借りられるか」の逆算にも対応。利息が元本のどれだけを占めるかも一目で分かります。
最初の数年は、ほとんど利息を払っている
元利均等返済では毎月の支払額が一定ですが、その内訳は時期によって大きく変わります。返済が始まったばかりのころは残高が大きいため利息も大きく、支払額の多くが利息に消えます。元本はなかなか減りません。
たとえば3,000万円を年1.0%・35年で借りた場合、毎月の返済は約84,685円ですが、初回のうち利息は25,000円です。元本に充てられるのは6割程度しかありません。この割合は返済が進むにつれて逆転していきます。
「10年払ったのに残高が3分の1も減っていない」と感じるのは、この構造によるものです。
金利0.1%の差が、総額では百万円単位になる
金利の数字は小さく見えますが、長期・高額の借入では効き方が違います。3,000万円・35年で、年1.0%と年1.1%を比べると、毎月の差は1,500円ほどです。ところが35年分では総額で60万円以上の差になります。
上の入力欄で金利だけを変えて、利息の総額がどう動くか試してみてください。期間が長いほど金利差の影響は大きくなります。短くすれば毎月の負担は増えますが、利息の総額は大きく減ります。
「毎月いくらまでなら払えるか」から考える
借入額から計算するのが普通ですが、実際の生活では「毎月これだけなら出せる」が先に決まっていることが多いはずです。計算方法を切り替えると、毎月の返済額から借りられる上限を逆算できます。
このとき注意したいのは、借りられる額と、無理なく返せる額は別物だということです。金融機関の審査は年収に対する返済比率で判断されますが、そこには教育費や修繕費、収入が減る可能性は含まれていません。逆算で出た数字は「上限」であって「適正額」ではありません。
この計算に含まれていないもの
このツールが計算するのは、元金と利息だけです。実際の借入では次のような費用が別にかかります。
- 事務手数料・保証料(借入額の2%前後になることがあります)
- 住宅ローンなら登記費用、火災保険料、固定資産税
- 繰り上げ返済の手数料
また、変動金利の場合は将来の金利が変われば返済額も変わります。ここで出る数字は金利が最後まで変わらなかった場合のものです。変動金利で借りるなら、金利が1〜2%上がった場合も入力して、そのときの返済額に耐えられるかを確認しておくことを勧めます。
よくある質問
- 元利均等返済と元金均等返済の違いは?
- 元利均等は毎月の支払額が一定で、元金均等は元本の返済額が一定です。元金均等のほうが利息の総額は少なくなりますが、初期の負担が重くなります。このツールは元利均等で計算しています。
- ボーナス払いには対応していますか?
- 対応していません。毎月均等での計算です。ボーナス併用の場合は、ボーナス分を除いた借入額で計算してください。
- 繰り上げ返済の効果は計算できますか?
- 直接の機能はありませんが、繰り上げ返済後の残高と残り期間を入れ直せば、その後の返済額を確認できます。
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