文字色と背景色のコントラスト比チェッカー
文字色と背景色を入れると、WCAGのコントラスト比を計算して読みやすさを判定します。小さい文字で読めるか、大きい見出しなら許容できるかを基準ごとに表示し、実際の見え方も確認できます。
コントラスト比とは何を測っているか
コントラスト比は、文字色と背景色の明るさの差を1:1から21:1までの数値で表したものです。白と黒の組み合わせが最大の21:1で、同じ色どうしなら1:1になります。
重要なのは、これが色の違いではなく明るさの違いを測っている点です。赤と緑のように見た目がまったく違う色でも、明るさが近ければコントラスト比は低くなり、読みにくくなります。色覚に特性のある人にとっては、なおさら判別できません。
4.5:1 という基準の意味
ウェブアクセシビリティの国際的な指針(WCAG)では、本文に使う文字は4.5:1 以上が求められます。これは視力0.5程度の人が、拡大せずに読める水準として決められた数字です。
大きい文字(およそ18pt以上、または太字で14pt以上)は3:1まで許容されます。見出しは文字が大きいぶん判別しやすいためです。ただし、見出しだけ薄い色にするデザインはよく見かけますが、3:1を下回っていることも多いので確認する価値があります。
薄いグレーの文字が読みにくい理由
白背景に薄いグレーの文字を置くデザインは洗練されて見えますが、コントラスト比が足りていないことが非常に多いです。白(#ffffff)に対して、よく使われる #999999 は2.85:1しかなく、本文の基準を大きく下回ります。
本文で白背景を使うなら、文字色は少なくとも #767676 程度まで濃くする必要があります。上の入力欄で色を変えながら、実際の見え方と数値の両方を確認してみてください。
サムネイルや画像の文字にも同じ話が当てはまる
この基準はウェブページ向けに作られたものですが、考え方は画像の中の文字にもそのまま使えます。特にサムネイルは小さく表示されるため、背景写真の上に置いた文字が沈んでしまうと、内容が伝わる前に読み飛ばされます。
背景が写真の場合はコントラスト比を一律に計算できないので、文字に縁取りや影を付けるか、文字の下に帯を敷いて背景色を固定するのが確実です。
よくある質問
- AAとAAAはどちらを目指すべきですか?
- 一般的なサイトはAA(本文4.5:1)を満たせば十分とされています。AAAは公共性の高いサイトや、高齢者の利用が多いサービスで目指す水準です。
- 背景が画像やグラデーションの場合は?
- このツールは単色どうしの比較用です。背景が一様でない場合は、最も明るい部分と最も暗い部分の両方で確認し、どちらでも基準を満たす文字色を選んでください。
- リンクの色にも基準はありますか?
- あります。周囲の文字と色だけで区別している場合、リンク色と本文色の間にも3:1以上のコントラストが必要とされます。下線を付ければこの制約はなくなります。
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